2010年05月28日

小さな種

求人広告を出していたんですが、
先日、応募があったために面接を行いました。

<19歳の高卒男子、職歴なし、調理希望。>

電話での応対はハキハキと良い感じ。
イマドキの若者にありがちな 
 「 イチオウ・・・ ビミョウ・・・ ッテカ。 ・・・あぁ・・ハイ。」 
の類のボキャブラリは無し!

 「 じぁ、明日、履歴書を持って来てください。」 と言うと
     「 はい、わかりました。 お電話有り難う御座いました。」 だって。
好感触ラブ

そして、面接。
スーツにネクタイ姿で約束の10分前に到着し、
出した水にも手を付けずに、正座で待機してました。

先ずは職業観。世の中の職業を大きく分けたとして、我々は技術系のプロ。
云わばプロ野球選手と同じ。専門学校出たからって初任給は決まってないし、
14時間労働したり、週休2日制じゃ無いからってブーブー言ってたら、後輩に追い越される世界だよ。

その代わり、頑張った分だけ成長できるし、収入に天井は無い!
サラリーマンの年収1千万超えできるのはたった1%。
自営業は本人次第の可能性。 そんな世界だけどそれでイイのか?

すると、返事は  「 はい。 」  と。

       ≪ ナンダカ 現金な話で嫌になって来たが ≫

何より、彼の一番の魅力は
礼儀的に接する姿勢。

結局最後まで飲まなかったコップの水を、
面接が終わって席を立ち、私が自分のコップを片付けるのを見て、
慌てて一気飲みし! 
    「 ご馳走様でした。 」  と。
なかなかカワイイではないかニコニコ

やたら自分の事を 「 勉強出来ないですから 」 って言ってたけど、
逆にそれがいいのかも。
彼には謙虚に学ぼうと言う姿勢がある。

彼のような真っ白い若い子に、
私が上手い事、色を付けてあげて、濁る事無く、綺麗に染まれば、
綺麗な花が咲くことでしょう。

彼には調理師免許を取らせてあげたい。

かつて、私が、大阪のオヤッサンにしてもらった様に・・・




 


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